居合道と私たち
当会や居合道についてのご紹介 と 入 会 案 内
【居合道の知識/当会について/流派について/入会案内】
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公益財団法人 埼玉県剣道連盟居合道部
大宮支部所属
【 大宮居合道同好会 】
指 導 者:
大森 健一郎 (錬士7段)
田 山 寿 久 (錬士6段)
居合道についての知識
居合道は日本古来からの剣術から派生し、居合術として伝承されてきた技術を現代武道化したものです。
『 居合道は、日本刀の操法に由来するものであり、室町時代にその起源があるといわれます。勝負を抜刀の一瞬にかける居合道の修業は、死生一如、動静一貫をめざす心身鍛錬の道となっており、剣道と表裏一体の関係にあります。』 『 居合道の試合は、2名の出場者が、真剣または模擬刀を用い、あらかじめ定められた全日本剣道連盟居合と各流派の形、合わせて5本を6分以内に演武し、その「修業の深さ」、「礼儀」、「技の正確さ」、「心構え」などを審判員が判定して勝敗を決します。』
(全日本剣道連盟HPより抜粋)
居合道界の組織としては、戦後の混乱の中で発足した「全日本居合道連盟」と「全日本剣道連盟居合道部」の他、現在では、大日本居合道連盟、日本居合道連盟、全国居合道連盟、国際居合道連盟など、数多くの連盟がそれぞれの活動をしているのが現状です。
このような居合道界ですが、現在、最大組織として活動しているのが「全日本剣道連盟 居合道部」です。
技術面では、剣術が敵対動作である「立合」から始まるのに対し、居合術は床の間など平時に襲われた場合を想定した「居」ながらにして敵に「出合う」ことから「居合」として形成されてきた技術です。
立ち技で試し斬りを行う「抜刀道」とも異なり、「居合道」は形稽古を主軸として、刀を鞘から抜き放ちながら斬る技術を重視している武道です(一部、抜刀術も含む)。
また「居合道」は、技術的には「剣術」と異なり初撃にすべてを懸けた武術であると共に、精神性を鍛え人格を形成することを最終目標とした「道」なのです。
「居合道」のように、「座位の状態から刀を抜き、刀を納めるまで」を一つの繊細な技術として伝承している国は、世界でも日本だけだと言われ、それだけ世界的にも貴重な技法です。
このように、「居合道」は日本人の心に眠る美を追求した独特かつ世界に誇れる伝統武術であると言えるでしょう。
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私たち「大宮居合道同好会」について
私たち「大宮居合道同好会」は「埼玉県剣道連盟居合道部 大宮支部」に所属する団体で、主に大宮武道館で活動しています。
「埼玉県剣道連盟」は、居合道界における最大組織の「全日本剣道連盟」が各都道府県毎に持つ関連団体で、埼玉県の剣道関係の中枢組織であり、同じく剣術から派生した関連する「三道」とも呼ばれる3つの武道(剣道・居合道・杖道)を組織下に持つ公益財団法人です。
私たち「大宮居合道同好会」は比較的新しい会であることから、古いしがらみもなく、人間関係も良好な仲間たちで構成され、楽しみながら伝統を学ぶ仲間の集まりの場として結成されています。
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当会の流派について
居合道・居合術は、江戸時代にはたくさんの流派が生まれましたが、明治時代に入り武家制度の廃止・廃刀令などの近代化の波に伴い消えた流派も多い中、現代まで脈々とその命を繋いできた流派もありました。
現代の居合道界で多数を占めている流派は「夢想神伝流・無双直伝英信流」の2大流派ですが、他にも土佐直伝英信流・伯耆流・田宮流・無外流・水鴎流・立身流・新陰流・神道無念流など多数の流派が存在しています。
私たち「大宮居合道同好会」では、上記2大流派の一つである
「夢想神伝流」という流派を稽古しています。
「夢想神伝流」は第二次大戦後の全日本剣道連盟居合の成立に強い影響を与え、無双直伝英信流と並んで現代居合道の母体となった流派で、主に関東を中心に広まっています。
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まずは、「入会等お問合せページ」よりメール(またはお電話)にてご連絡下さい。
お電話は個人電話の為つながりにくい場合がございますので、初回はなるべくメールにてご連絡いただけますと幸いです。 また、稽古開始前に直接お越しいただいても結構です。
稽古場所は「大宮武道館」または「大宮体育館」となりますが、いつがどこになるかは、
【稽古日程】にて確認することができます。
不安な点は、ご相談もお気軽にどうぞ。 「とりあえず見学だけ、、、」どうぞ大歓迎です!
会費 : 月額3千円(現金にて)
基本的には真剣は使用しません。 木刀や居合刀を使用して稽古をします。
稽古には、道衣・帯・袴・木刀・居合刀が必要となりますが、詳細については、お問合せ時または見学時にご説明させていただきます。
当会ホームページ
https://oomiya-iaidou.webnode.jp
は、以下のQRコードからも表示できます。
是非お知り合いにも当会をお伝え下さい。